札幌 藻岩山(531.03m)
札幌の中心から南西、標高531mの山。
“藻岩山”はアイヌ語で「インカルシペ」“いつもそこに上って展望する所”という意味です。
山頂には展望台そしてレストランもあるので札幌市街を眺めながらの食事はステキでしょう。
1月は好天のある日、今までに何十回も登った藻岩山に登ってみようかと思い立ち、
ゴム長靴を持って慈啓会コースの駐車場に到着。駐車場は除雪も行届き20台は駐車が可能ではないかと思われます。
藻岩山は札幌市民の憩いの場所でもあり日本で最初に原生林に指定を受けた大都市の中の大自然なのです。植物や動物が
自由に生きられる場所でもあるのです。人間も憩いの場所もあり植物や動物にとっても居心地の良い場所なのかも知れませんね。
標高531mとはいえ、ここは北海道の冬1月、当然雪もあります。藻岩山の南東斜面は市民スキー場になっており
多くのスキーヤーでゲレンデは賑わっていることでしょう。もちろん寒いけれど多くの市民が冬の藻岩山登山を楽しんでおられます。
慈啓会病院入口より山頂までは2,8kmなのです。時間にして1時間から1時間30分あれば山頂に到着するでしょう。
登山道に足を踏み入れると案内板や天然記念物指定の石碑が最初に目に入ります。
多くの方が登っておられるのでしょう。登山道は積雪があるとはいえ完全に歩行可能状態です。
冬ですから滑りますので滑り止めの靴を利用するか、軽アイゼンを靴に装着する方が無難でしょうね。
さて、しばらく樹林を歩いているとエゾリスや鳥達に出会うことが出来るかも知れませんね。運が良ければ天然記念物のクマゲラを見ることが出来るかも!鳩ぐらいの大きさで国内最大のキツツキです。なかなかお会いできませんが私は今までに3回その雄姿を見ています。
その内急な登りが現れてそこを登り切ると、通称「馬の背」に到着です。右に行けば「旭山記念公園」左に折れれば「藻岩山頂上」への分岐点です。さすがにここまで登ってくれば積雪も多いようです。このコースにはスタート時点より頂上直下までに「お地蔵様」がおられます。はっきりしませんが・・・約30体ぐらいではないかと思われます。
高度も300mぐらいあるのでしょうか・・・・冬の木立ちの間から冬の札幌の街並みがチラホラ見ることができます。
これより七曲の登りで汗をかき一気に山頂へ!頂上の目前を左に折れると「藻岩山奥の院」が目に入ってきた。あと50mってところでしょうか?
一気に登れば頂上に到着。視界が開け左方下には札幌の白い街並が目に飛び込んできた。右側にはレストラン、売店などのある建物があり屋上は展望台になってます。
山頂にて札幌市内を望む
