銭函天狗山


ここは小樽市銭函、手稲方面や新川方面からよく見える低山(標高536.7m)ではあるが石狩湾を展望するにはなかなか良いロケーションの山であると管理人は思っております。

本日の早朝は今にも雨が落ちて来そうな空模様なので、簡単に登れて展望もそれなり良くていざ雨が落ちてくればすぐ降りられる山ということでここ銭函天狗山に決定しました。

札幌市から小樽を結ぶ国道5号線から銭函インターチェンジに向かう道路に入りしばらく走ると右側に「札幌緑花会」の看板があるのでそこを右折し道なりに進むと”登山者用駐車場”があります。
(写真1)何かの工事で”登山道利用者駐車場”が設けられていました。

(写真1)



上記写真の道路を進むと5分もしないで(写真2)登山口の看板を発見します。
いよいよ・・・・ですが・・・・登山口の左には・・・・・
”熊出没注意!”の看板が否応なく目に飛び込んできます(もっとも目立たない看板なら意味ないですもんね)

(写真2)


いよいよ、ここから銭函天狗山への登山開始です。
初夏の緑を満喫しながら歩くこと10分くらいでしょうか・・・(写真3)山小屋があります。
名前は「銭天山荘」札幌山岳会が管理をしているようです。
”会員募集”の看板が小屋の壁に貼り付けてありました。

(写真3)


山小屋をあとにして干上がった沢らしきところを歩き尾根にたどり着く、尾根の左下はゴルフ場のようだ。プレーをしている人の話し声が聞こえてくる・・・・なんだか妙な雰囲気である。こちらは自然のなかに自分を溶け込ませて自然と少しでも一体になれるようにと入山しているのだが・・・一方では山を造成して偽自然の中でスポーツを楽しみ歓声をあげ「自然はいいな〜」な〜んて言ってるのでしょうね。自然を壊し偽自然を「自然の中でするゴルフってスポーツは最高だ!」な〜んてアホなこと言ってるプレーヤーがいるのも事実ですから嫌になちゃいますね。ヘリコプターに乗って山を造成したゴルフ場を見てほしいね。まるで円形脱毛症の頭のように山ハゲになって完全に病気の山ですよ。まあ〜経済活動とゴルフを最大の楽しみと考える人も多いですからあまり追求することは摩擦を強くすることになりますからこのへんで終了します。


尾根に入ると一気に高度を稼ぎます・・・・ってことは、ロープを張った急坂の連続ですから気を付けて登ってください。どんなにゆっくり登っても1時間半もあれば頂上に着きますからゆっくりあわてず急坂を楽しんでください。ほどなく坂も終わり(写真4)頂上が前方に見えてきます。

(写真4)


登山道には数少ない(写真5)花が迎えてくれる・・・・・

(写真5)


(写真6)頂上直下は7月の末頃に”キリン草”が岩にびっしりと張り付きます黄色のじゅうたんのように美しい花が咲き乱れます。そのころの頂上は”ナデシコ”なんかも咲いてるでしょうね。
さてさて今回は??

(写真6)


この岩場を右に巻いて登るといよいよ(写真7)頂上に到着です。ちょっと寂しいような「銭函天狗山」の看板がありました(写真8)(標高536mと記載)。それも2本・・・1本は岩にもたれかかってます。

(写真7)

(写真8)


頂上は南北に長く岩が多いですね。
眼下には石狩の浜が弧を描くように美しい海岸線を見ることができます。

石狩湾を見るにはここが一番だと管理人は思ってま〜す。
ただ、今回は天気が悪く遠くの山々は見ることは出来ませんが・・・・・・・
なかなか良いロケーションですよ!

(写真9)(写真10)頂上ではハマナスの花が迎えてくれました。
おそらく最初は鳥が海岸より種を運んで来て(糞に混じって)ここで根付いたのでしょうね。


(写真9)


(写真10)



さて、目を眼下の石狩湾に転じてみれば(写真11)・・・・・・・
曇ってはいるのですが弧を描いた海岸線がはっきり見えます。
石狩新港は見えますが、遠くの尾冬の山並みはガスで見る事はできません。
しかし、今日の天気でこれだけ見えれば充分ですね。
手稲区の街並みから石狩市の石狩新港にかけての海岸が美しいです。
やっぱり石狩湾を見るならここが最高!ですね。
それでは少し右の方に目を向けてみます。(写真12)

(写真11)



(写真12)札幌市の手稲区、西区、北区方面がよく見えてますね。
もちろん真下は小樽市銭函です。そして造成ゴルフ場も真下にあります。

1時間少々の登山でこの景色です。
余計なお世話ですが・・・朝寝坊してないで自分の目でこの景色をみればステキですよ!




恐怖体験です!!
この銭箱天狗山は岩登りの山でも知られています。
管理人の足元は真っさかさま・・・・・・・です。
写真では立体感がないので分かりにくいでしょうが・・・・・背中に冷や汗です!!




2008年6月13日銭函天狗山頂上での管理人です。



まあ〜そんなわけで気軽に簡単、美しい景色を堪能の登山の終了です。

下は銭函の住宅地から銭函天狗の光景です。




Back
TOP

北海道へ行こう